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広松木工がつくるシェーカーボックス

こんばんは!soup.Life Storeです。

今年は閏年、今日は4年に一回の2/29ですね。毎回、スマートフォンや時計の日付がちゃんと2/29になっているのを見てなんだか感心してしまいます。ちなみに、閏年は必ず4年に一回ではないということをご存知でしょうか?地球の公転周期がぴったり365日ではなく、そのまま365日で進むと少しずつ季節がずれていってしまい、それを調整するために閏年があるのですが、それだとまたズレがでてしまうので400で割り切れない100の倍数年を平年とするんだそうです。なので、一番近いところだと次は2100年が4年に一回の閏年の年ですが、平年の扱いになるので2/29はないのです。コンピューターがある現代ならまだしも、2度体験する人はまずいないであろう数百年に一回の出来事を代々受け継いでいる人類ってすごいなあと歴史に思いを馳せてしまいました。

さて、今回は広松木工のシェーカーボックスのご紹介です。
広松木工は日本の家具の6大産地の一つ、福岡県大川市にある家具メーカーです。家具は家族の道具と考え、家族の風景となるよう細部にまでこだわり丁寧にやさしいものづくりをされています。そんな広松木工のものづくりの原点はシェーカー家具にあります。きっかけは森 宣雄さんという家具デザイナーとの出会い。本物のシェーカーチェアを買ってきて解体し、一から学びながら技術を磨き、広松木工の職人さんたちはその礎を築き上げたのです。シンプルでナチュラル、そして機能的であること。時代を超えるデザインであり、長くつくり続けたい、そして使い続けたいと思える家具であること。そんなシェーカー家具が持つ基本思想は、広松木工のものづくりの原点になっています。素材の質、組み合わせ、厚み、手触りを徹底してこだわり抜いてものづくりをしている広松木工のシェーカーボックスは佇まいから本当に美しいのです。

シェーカーボックス。存在は知っているけど一体どういうもの?という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今日はその起源も少しお話ししようと思います。シェーカーボックスのシェーカーというのは、18世紀後期から19世紀にかけて、イギリスからアメリカに渡ったキリスト教の一派であるシェーカー教徒のこと。必要最低限のものだけで自給自足の日々を送るシェーカー教徒は小物、家具、建築物に至るまで、無駄な装飾を排し、それによって機能美が生まれました。機能性を追求した実用的なものでありながら、装飾を削ぎ落とした中から生まれた機能美が洗練されたフォルムを描き出しています。そして必要最低限のもので生活をしているシェーカー教徒はほとんど私物を持ちません。そんな人々がわずかな私物をしまっておくのに使われたのがシェーカーボックスなのです。
スワロウテイルと呼ばれる燕尾形のスライスした木を曲げわっぱ状に接合しているのがこのシェーカーボックスの特徴。無駄のないストイックなデザインが時代も国も超えて愛され、多くのメーカーや職人がレプリカを復刻製造して世界中に広まりました。

シェーカーボックスってなんだろう?と同じくらい、何をいれたらいいの?と尋ねられることがあるのですが、何に使ってもいいんですよ。置き場所に悩むこまごました小物をしまったり、背の高いものを入れるときはボックスの下に蓋を重ねて入れておいたり。蓋は別でトレイとして使っても○。シンプルな作りだからこそ、その時々によって使い道を変えながら暮らしに寄り添ってくれます。使わない時には入れ子にして収納することもでき、ただ置いておくだけでも絵になります。

広松木工については語っても語りきれないほど、お伝えしたいことはたくさんあるのですがここでお話ししてしまうと超大作になってしまうので、また別の機会にさせていただきますね。
実は6月には本店にて広松木工とのイベントも予定しています!その際に実際に広松木工の製品に触れて座り心地や使い心地を試していただいたり、詳しいお話をさせていただけたらと思いますので是非遊びにいらしてくださいね。いつもなら並んでいない家具や小物も店頭に並び、広松木工の家具をsoup.らしいコーディネートで展示し、ワークショップも開催いたします。
詳しい内容はまたinstagramやこちらでご案内させていただきますのでお楽しみに。